体験時間 118分
歩数 9754歩
消費カロリー 729.7Kcal
※ 記者計測による
プランについてAbout plan
美作市真神にある真木山長福寺は、757年に「鑑真和上」が開いたと伝わる由緒あるお寺で、朱色のきれいな三重塔は、国の重要文化財に指定されている岡山県下では最古の木造建築。四季の風を感じ、歴史に触れながらトレッキング体験をしてみませんか?
朱色の三重塔(中央)が岡山県最古の木造建築で、国の重要文化財に指定されています。この場所から、写真左奥の山に登っていきます。
長福寺本堂のすぐ横に10台ほど停められる駐車場があります。歩いて1分ほどで本堂にお参りすることができました。
本堂から歩いて行くと、すぐに三重塔が見えてきます。山々の緑色の中に際立つ、朱色の三重塔が幻想的に見えます。塔の高さは22.07メートル。1285年の鎌倉時代に大工棟梁「藤原国右衛門尉」によって建立されました。
当初、真木山の山頂に鎮座していましたが、昭和26年に現在の場所に移築されています。真木山頂への道は、中国自然歩道として整備されているので、当時の歴史を探訪しながら、真木山頂を目指してトレッキング体験をしてみました。
三重塔からお寺の方に歩いていくと「千早の滝」の看板が見えました、滝までおよそ400M。
緑に囲まれた道を歩いて進みます。このあたりまで来ると雑音は無く、川の音と、ウグイスなどの野鳥のさえずりに心が癒されます。赤い橋の先に滝が見えました。
千早の滝は真木山を源流とした、落差17メートルの滝で、左右を50mほどの絶壁に囲まれ、水が二条になって流れ落ちています。さらさらと滝の音が心地よく響き、山頂から涼しい風が吹き降ろしてきています。いろいろな植物を見ることができますが、夏はマムシが出るので注意が必要です。
滝からお寺の方に引き返すと、右手に真木山への登山道の入口があります。
中国自然歩道は、中国5県を一周する総延長約2,300kmの長距離自然歩道です。手軽に楽しく安全に利用でき、自然や歴史、文化に、歩くことを通じてふれあうことができます。
先ほど見学した、千早の滝の源流が右手に見えます。透き通った水が勢いよく流れていきます。
さらに進むと、大きな池があります。たくさんの鯉が泳いでいました。このあたりから道は未舗装になりますが、普通の運動靴で問題なく歩くことができます。
分かれ道に真木山への看板がありました。ここから真木山頂まで1.5km。道は少し険しくなってきますが、それほどきつい登り坂ではありません。マイペースで進めば適度な有酸素運動になります。
いよいよ山頂が近くなってきました。ところどころ、道の傍らにお地蔵さんが鎮座しています。そのまた昔、往来が盛んだったころの歴史が感じられます。
山頂付近に到着。中国自然歩道の史跡めぐりコース案内図の看板がありました。最盛期には60を超える坊があっただけあり、開けた場所に数多くの史跡が残っています。本堂や三重塔があった場所はこの道を進んで行った先にあります。
本堂へ続くの道の入口には六地蔵が鎮座しています。いったい今まで何人の人が手を合わせてこられたのでしょうか。人通りが無くなった今も、当時のままこの地を守っているように感じました。
おそらく家が建ち並んでいたであろう区画が残っており、この地に住まれていた方々の営みも感じられました。
千早の滝の源流、この小川を中心に村が整備されていたのでしょうか。いずれにしてもこの小川が住民の生命線であったことには違いないと思います。
弁財天跡。水はありませんが、お堀らしき跡と石垣があるのは分かります。
一番奥まった位置に、本堂と三重塔が建立されていた場所がありました。鑑真がこの場所を選んだと言い伝えられています。真偽は定かではありませんが、歴史のロマンを感じます。
奈良時代に鑑真が建立したとされる真木山の山頂。栄えた当時は、多くの人々が巡礼に訪れていたことが想像できました。
登り下りを入れて、約2時間のトレッキング体験でしたが、下山した時は、まるで別の時代にタイムスリップしていたような、不思議な感覚に陥りました。
標高約400メートル。真木山頂は中世の昔、山上仏教の栄えた場所。今でも数多くの史跡が静かに残っています。
プランの詳細Plan detail
プラン名 | 真木山 長福寺「トレッキング体験」 |
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料金 | 0円 |
実施時期 | 通年 |
所要時間 | 約2時間 |
実施場所 | 美作市真神 |
内容 | 長福寺参拝、千早の滝、真木山トレッキング |
対象年齢 | 小学生以上 |
定員 | 1名~ |
予約について | - |
備考(注意事項) | トレッキング時間 約2時間 歩数 9754歩 消費カロリー 729Kcal |
事業者名 | - |
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住所 | - |
営業日時 | - |
電話番号 | - |